乾燥肌予防に保湿対策

2022年10月26日

洗顔後に20分ぐらいたっても、肌がカサカサしたりツッパリ感がある場合は乾燥肌と言えるでしょう。

このタイプの肌は乾燥による小じわが出来やすく、そのために化粧のノリがいまいちになる傾向にあります。洗顔後の保湿は、特に気をくばる必要があると言えますね。

まず、化粧水は保湿成分がタップリ入っているものを選ぶようにしましょう。最近はヒアルロン酸やセラミドが入った化粧水も増えてきました。
※ヒアルロン酸は1グラムで6リットルの水分を保持できるスーパー保湿成分です。しかも肌に元々含まれる成分で、年齢と共に失われていきます。詳しく言うと、高分子、低分子と種類があるのですが、難しいことはさておき、使用感としてはヒアルロン酸入りの商品が、1番保湿感があると思います。

少々、お値段は張りますが満足度は高いと思います。ヒアルロン酸入りの商品はオススメですね。

またセラミドは最近注目されている成分で肌にある成分の一つです。肌でセラミドは細胞と細胞の隙間を埋める細胞間脂質としてあるのですが、細胞と細胞をつなぎ合わせる役割以外にも水分が出ていかないようにブロックする特徴が大きいことが分かりました。

水分が出ていかないようにするので肌の水分の蒸発を防ぐことができます。乾燥肌の方は肌の保湿も大事ですが、水分の蒸発を防ぐこともたいへん大切です。保湿と、蒸発を防ぐという両面から肌の手入れをすると、とても良いと思います。

それから、洗顔後には化粧水の後に美容液を付けることをオススメです。それでも肌がツッパルという方は乳液やクリームを付けてください。この2つも出来れば、保湿成分や乾燥を防ぐ成分がたっぷり入った物の方が望ましいです。

ただし、使い方で1つ注意することがあります。

Tゾーンと呼ばれるオデコから鼻の辺りまでは、皮脂が他よりもたくさん出ます。そのため乾燥肌でも、この部分は普通肌だったりオイリー肌なことが多いので、クリームや乳液を塗り過ぎないように気を付けましょう。乳液やクリームを塗りすぎると毛穴が詰まり、ニキビなど肌のトラブルの原因になることがあります。

ほとんど全ての方に言える事だと思うのですが、乾燥肌でも、肌全てが乾燥するわけではありません。ケアの仕方を部分的に変えてください。ここまでのお話で解かると思うのですが、乾燥肌の方も、実は混合肌のであることが多いんです。

なので、部分的な肌の手入れはすごく大切で、顔全体を同じようにケアをするとトラブルが広がってしまうこともあります。まずは、自分の顔のパーツのどの部分が乾燥していたり、脂性肌っぽいのかを知ることから始めてみましょう。

そのうえで、顔のそれぞれの箇所にあったケアをしていくことをオススメします。化粧水は基本的なケアで顔全体に塗っても良いと思いますので、乾燥部分には乳液やクリームを足し、脂ぽい部分には美容液だけにするなどして肌の状態を確認していきましょう。