背中のニキビ予防対策
背中は体で皮脂腺が最も多い場所のひとつです。ようするに、油っぽくなりやすい部分です。服を着ているから雑菌にさらされる機会が少ないハズなのですが、意外に背中のニキビで悩んでいる方が多いようです。そういう方の原因として考えられるものに、シャンプーがあります。
以外かもしれませんが、実は粗末なシャンプーを使うと、それを洗い流す時に背中にシャンプーが残ってしまうことがあるのです。頭を濯いだ時にシャンプーが背中に付き、それが毛穴を塞いでしまうんですね。リンスも同じです。それが毛穴を詰まらせ、酸化してニキビの原因になります。
悩んでいる方は一度シャンプーとリンスを変えてみてはどうでしょう。ちょっと値段は高いですが、美容院などで売っている弱酸性のシャンプーがオススメです。
もちろん、身体を洗う物も弱酸性で保湿力があるものが良いと思います。また、身体を洗いすぎると皮脂がたくさん出るようにる可能性があり、逆効果になるといけないので、ほどほどにしましょう。
身体の洗い方ですが、頭、顔、体の順番で上から洗います。そうしないとシャンプーなどか体に残ってしまい、肌のトラブルの原因になりかねません。それと、規則正しい生活と 刺激のある食べ物を避けた生活を心がけることも大事です。コーヒーも刺激物に入りますから、飲み過ぎないように気を付けてください。
頭と身体を洗うものを変え生活スタイルを正すと、背中のニキビがなくなる事はよくあるようです。規則正しい生活と、使う物の安全性は大事なんですね。
それとニキビと勘違いしてしまうマラセチア毛包炎(まらせちあもうほうえん)という病気があります。皮膚の常在菌である癜風菌(でんぷうきん)が、胞子の形のままで毛包内で増殖するために生じる病気のようです。
かゆみがあまりないようなのでニキビと勘違いしてしまう方も多いようです。あまりにも治りにくいニキビは、皮マラセチア毛包炎の可能性もあるので膚科専門医にみて頂いたほうが良いでしょう。