洗顔方法を見直す

2022年10月26日

家庭でキレイに洗顔を行うコツは、泡が全てといっても間違いないでしょう。ご存知かもしれませんが、プラスチックに油性マジックで書いた落書きも、石鹸を泡立てて撫でてみると見事に消えてしまいます。これは石鹸が泡がたつぐらいの濃度であると洗浄力を発揮するからです。泡が立たないタイプの洗浄剤もありますが市販されている洗顔料や石鹸は泡の立ち具合が洗浄力と考えて良いと思います。

肌にも同じようなことが言えますので、顔の皮膚の上に乗ったメイク(油)が泡でドンドン綺麗に取れていきます。細かいキレイな泡の方が立つほうが洗浄力が上がるので、細かい泡がキッチリと立つように洗顔料を使用し、しっかりと泡を立てましょう。もし泡立てが苦手なら、泡立て用スポンジを使うと簡単に泡を立てることができます。最近は100円均一でも売っていると思うので、いろいろ試してみて、自分が一番使いやすい泡立てのスポンジを使ってきめの細かい良い泡を作ってみましょう。

十分に泡を立てずにゴシゴシと洗う方がいますが、肌を痛めたり、場合によっては、こすり過ぎて肌が黒くなる原因になったりしわが出来る原因にもなったりします。チカラいっぱいゴシゴシすると摩擦黒皮症という症状になることもあるので気をつけましょう。これは擦りすぎて摩擦で肌が黒くなってしまう症状です。間違った洗顔は肌を痛めてしまい、自分がなりたい透き通った肌から遠ざかってしまうことになるので正しく洗顔をするように心がけたほうが良いと思います。

自分の肌を洗うときも、赤ちゃんの顔をやさしく撫でるように洗いましょう。手で顔を洗うのではなく、指先のチカラも抜いて泡で洗うように気を配ってください。泡が汚れを包み込んで、キレイにしてくれます。

泡で洗顔をすることに慣れないうちはキレイになっているのか分からなくて戸惑うと思いますが、何度かすればコツが掴めると思います。十分にキレイになりますので、ぜひ試してみてください。

小鼻の回りを洗顔するときなどは、要注意です。どうしてもゴシゴシしたい気持ちになることは分かりますが逆効果になりかねません。きちんと泡で洗うよに意識しましょう。もし、小鼻の汚れを重点的に落としたい場合は、小鼻の項目を見てください。

最後になりますが、洗顔をする水の温度は32~36度のぬるま湯が良いと言われています。温度が高すぎると皮脂を取りすぎたり肌に余計な刺激を与えてしまいます。ぬるま湯の目安は、少し温いかなと思うぐらいの温度でちょうどいいぐらいだと思います。肌に負担をかけない洗顔方法で、なめらかな赤ちゃんのような肌になれると良いですね。